バッチフラワー🍃menu

バッチフラワーとは?

バッチフラワーとは、約90年前、イギリスの細菌学者・外科医師であったエドワード・バッチ博士によって確立された感情を見つめ、その人の本来のバランスを取り戻すための38種類の植物からなるサポートツールです。

当時、「ストレス」という言葉や、「ストレスから病気になる」という考えが浸透していなかった時代、医師として病気を治療して帰しても、また病気になって戻ってきてしまう患者さんが多いことに疑問をもったことがきっかけとなったそうです。

未来の人たちが、とにかくシンプルかつ、自分で自分を癒せるように、と作られたバッチフラワー。

イギリスでは薬局などで販売されたり、ドイツでは医師のみ処方できたりしています。日本では今のところ雑貨扱いですが、病院での統合医療において、薬剤師や心理士などの専門職の方々が使われる取り組みも出てきています。

バッチ博士が自分の足で植物たちを探し歩き、人の様々な感情や心の状態とともに体系立てたバッチフラワーをぜひご自身のセルフケアのためにも体験してみてください。


バッチフラワーレメディ初回体験(40分程度)
リーフレット・トリートメントボトル付き ¥2,500-

 バッチフラワー とは?からお話していくので、初めての方でも分かりやすいように解説し、レメディの種類などもお話していきます。ボトルに気になったバッチフラワーレメディを3種類入れてお持ち帰りいただけます。


レスキューレメディ初回体験(30分程度) ¥1,500-

 バッチフラワーレメディの中からブレンドされた5種類が入った緊急用レメディについてお話していきます。

いざという時のためお守りとなるサポートツールが欲しい・緊張する出来事がある・気軽に落ち着ける方法が知りたい・不安が多い・恐怖心が強い あなたへ


コンサルテーション (初回90分程度) ¥8,000- 

リーフレット・トリートメントボトル付き

※2回目以降は60分程度 ¥5,000-

※ボトル追加ご希望の方は別途800円追加

※2回目以降はオンライン対応可能

 バッチフラワーの基本もお伝えしながら、お話を伺っていき、その時に必要なバッチフラワーレメディを1から7種類の間で選んでいきます。

自分で自分を癒す「セルフヘルプ」を大切にしているので最終的には、クライアントさまがレメディを選べるようサポートさせていただきます。

[注]治療⽬的ではありません。すでに通院や、抱えておられるご病気などがございましたら、必ず医療を優先してください。

また内容によっては、他のプラクティショナーをご紹介する場合がございます。ご了承くださいませ。

※変化を感じるのは、すぐの場合や数か月後など個人差がございます。


肩の力を抜いて、リラックスしてお話していただきたく、

季節に応じたハーブティーが付きます🌼


まずは30分無料相談📞受付可能

出張講座なども随時受け付けておりますので、ご質問などお気軽にお問い合わせください🍀(オンライン対応可能)

お問い合わせは下記までよろしくお願いいたします。

mail✉️ kokoro.no.tsubomi@gmail.com

tel📞 09076871417(9:00〜19:00)

※他の仕事をしているため日中は電話に出られない場合がございます。その場合はかけ直させていただきます。ご了承くださいませ。


お客様の声

ニックネームOK様 【バッチフラワーレメディ体験】2019.4月

今の自分に合ったレメディを選ばせていただいたのですが、どう変化していくの楽しみながら見ていきたいと思います。見えないものですが感情やその時自分がなぜそう思ったのかすごく大切にしていきたいことでしたので、貴重な体験をありがとうございました。

ニックネームAY様 【バッチフラワーコンサルテーション】2023.6月

ずっと気になっていたのですが、中々一歩を踏み出せず…他のワークショップに参加はしていました。先生とお会いした時、「ご自身のタイミングでいいんですよ」と待ってくださった時、この人なら話せると思いました。私のペースを大事にしていただいてありがとうございます。私にはこのバッチフラワーがすごく合っているなと感じています。またフォローお願いします!

ニックネームカズオ様 【バッチフラワーコンサルテーション】2023.10月

今日までに起きたことは必然だったのだなと思える時間でした。今日までのことがなければ今回の出会いもなかったわけなので。辛かったことも笑って話せたり、愛おしく思えたりそんなことを感じました。そして気持ちも軽く、穏やかな感じです。またよろしくお願いいたします。


※プラクティショナー登録先のホームページ

業務規程(一般社団法人バッチホリスティック研究会BFRP専用ページより抜粋)

前文

「これからご紹介する療法の他に、科学的な知識は一切必要としません。自然に存在するものはすべ

てシンプルなのですから」エドワード・バッチ博士『トウェルブヒーラーとその他のレメディ』より

バッチ博士は「『私達の仕事』は、この癒しの方法の単純性と純粋性を堅く守ることです。」とも言っ

ています。Dr. エドワード・バッチ財団は、バッチ博士の業績の純粋性を尊重し、その維持に努めています。

博士のシステムの単純性と完全性と時代を超えた有用性を守り、自己を癒すという博士のメッセ

ージを普及していくことを、私達は誓っています。

1. 総則

1.1 バッチ博士のシステム(以下「本システム」)は、38 種類のフラワー・レメディ及び単純で理解し

やすい選択法・使用法から成る、自助と自己発見の方法である。

1.2 Dr. エドワード・バッチ財団(以下「財団」)は、本システムの純粋性、単純性、独自性、完全性

を守ること、並びに、これらの目的を目指す適切なプラクティショナーを、国際登録簿に登録するこ

と(「登録」)を目的とする。

1.3 本業務規定(「規定」)は、登録のための条件を規定し、各国の登録プラクティショナーのため

の実務の標準を定める。

1.4 財団は、職業上、法律上、もしくは法規上の要件の変更に伴い、本規定を改定する権限を保

有する。

1.5 財団に登録したプラクティショナーは、地元の法律に従い、地元の法律で無効とされる本規定

の条項は適用されないものと理解する。

2. 登録

2.1 財団が認可したレベル3の学習及び評価過程を修了した者は、財団への登録を申請する資

格を有する。

2.2 登録資格は、当該プラクティショナーが本規定に規定する条件に同意し、それに従うことを書

面により確認した上で認可される。

2.3 登録の認可または取り消しの決定は、全面的に財団の裁量に委ねられる。

2.4 財団は、登録プラクティショナーに登録されたことを示す登録証明書(「証明書」)を発行する。

登録も証明書も、医業及び免許を要するその他の救助・支援に係わる職業に就くための専門資格、

学位、修了証書、免許証とはならない。また、その受領者に対し、前述の免許を要する行為を実

施する権利を与えるものでもない。

2.5 財団は、登録プラクティショナーの活動と目的を支援し、本システム及びプラクティショナー業

務その他に関する助言と情報を提供する中心として行動するように努める。

2.6 財団は、登録プラクティショナーへクライアント(相談者)を紹介し、プラクティショナーが提供す

るサービスについて、一般市民の認識を高めるように努める。

2.7 すべてのプラクティショナーは、そうでない旨を財団へ通知しない限り、財団からのクライアント

の紹介を受けるものと見なされる。動物のケアにおける資格を有するプラクティショナーは、登録

上別のリストに属し、クライアントに紹介する場合には必要に応じてこのリストを優先して考慮する。

2.8 登録プラクティショナーは、毎年、登録を更新し、財団またはその代表者により通知された登

録料を支払わなくてはならない。登録の更新をしなかった場合には登録を取り消される。ただし、

引退したプラクティショナー及び 65 歳以上のプラクティショナーは、書面により財団にその旨を申

請することにより、登録料を免除される。

2.9 財団は、本規定のいずれかの条項に違反したと判断した場合には、予告なしに登録の取り消

しや停止、登録更新の保留を行う権利を有する。

3. クライアント(相談者)

3.1 プラクティショナーは、助け手であり導き手として行動し、クライアントが本システムを学び、自

分自身で自分や家族を助けることができるようになる手助けをすることを目指す。

3.2 プラクティショナーは、クライアントが自分の感情の状態をよりよく知り認識できるように、癒し

の過程がクライアント自身のペースで進んでいくことを見守る。

3.3 プラクティショナーは、コンサルテーションのために安全で秘密が守られる環境を用意する。

3.4 プラクティショナーは、プラクティショナーとクライアントの関係、及び、他のどのような関係にお

いても、自分の限界に常に注意を払い、クライアントがそれを理解できるようにする。

3.5 プラクティショナーは、クライアントの問題やニーズや感情を敏感に感じ取り、彼等の文化的・

宗教的背景や信念をよく理解するように努める。

3.6 プラクティショナーは、クライアントはどのような時でも自分自身の健康と幸福に対して責任が

あることをクライアントに助言する。

3.7 プラクティショナーは、自分の否定的な気分や行動がクライアントに与える影響に気づき、そ

れを防ぐために、みずから本システムを活用したり、他の適切な行動を取る必要がある。

3.8 プラクティショナーは、性的面、感情面、あるいは他のどのような面においても、クライアントを

搾取してはならない。

4. 実務

4.1 プラクティショナーは、実務においては倫理的に、かつ専門家として最高の水準を維持しなけ

ればならない。このことに関連して、バッチセンターより随時プラクティショナーニュースやその他の

認定された文献及びウェブサイトやフォーラムを通してだされるガイドラインや情報に注意を払うこ

と。

4.2 プラクティショナーは、常に自分の安全に留意し責任を持つ。また自分の安全確保のための

措置を講じなければならない。

4.3 クライアントが本システムの助けを求めた場合に、プラクティショナーは、本システム以外の療

法を代わりに薦めようとしてはならないが、適当と判断される場合には、本システムを使う以外に、

それに付け加える形で他の療法を使うことは許される。

4.4 本システムを用いて行う実務では、プラクティショナーは認識された感情の状態や性格につい

てコメントし、それに対するレメディを選ぶことに自分の行為を限定し、いかなる身体的・精神的疾

患の診断及び治療もしてはならない。

4.5 自分の能力を超えるケースを抱えたプラクティショナーは、自分が対応することを止めて、専

門の資格を持つ他のプラクティショナー、医師、獣医など、他の専門家に紹介するか、専門的な団

体に紹介するものとする。

4.6 料金体系、取り消し時の方針や秘密保持の程度などの条件については、最初のコンサルテー

ションを開始する前に明確に説明する。

4.7 上記の条項(4.6)に基づいて同意された条件を変更する場合には、事前にクライアントに通知

する。

4.8 バッチ博士の善意に鑑み、クライアントの相談料は適正かつ妥当なものとする。

5. 本システムの完全性

5.1 プラクティショナーは、全ての言動において、本システムの純粋性、単純性、独自性、完全性

を強調する。

5.2 プラクティショナーは、38 種類のレメディを使用する際に、バッチ博士が『トウェルブヒーラーと

その他のレメディ』で説明している単純な選択法及びコンサルテーションのみを常に用いる。また、

その他の選択法や補助手段や道具を推薦、紹介、または使用してはならない。

5.3 治療または自己啓発のための他の方法を併用するプラクティショナーは、それ自体完全なシ

ステムとしての本システムの提示と使用に、これらの他の方法が影響を及ぼすことのないようにす

る。

6. サービスの広告

6.1 プラクティショナーによる、またはその同意により行われる表示や広告上の表現は、偽り、不

正、欺瞞、誤解を招くもの、不法、不公正を避けなければならない。それには例えば以下の表現が

含まれるが、これに限らない。

6.1.1 規定に反する表現

6.1.2 並はずれた、またはユニークな力を暗示する表現

6.1.3 他のプラクティショナーが提供するサービスより優れているという趣旨の表現

6.1.4 扇情的表現、誇張や皮相な表現のような実際とは異なる表現

6.1.5 意図的であるないにかかわらず、誤った、あるいは根拠のない結果を期待させるような表現

6.1.6 特定の医学的、精神医学的、あるいは獣医学的な状態や症状を挙げ、診断及び処方を行う

という表現

6.2 現在、財団に登録しているプラクティショナーは、一般に向けて、下記の肩書を用いることがで

きる。

6.2.1 バッチセンターが認定した、人間を対象としたコンサルテーションを行う専門家のトレーニン

グコースを修了した人は、「バッチ財団登録プラクティショナー」

6.2.2 バッチセンターが認定した、動物を対象とした専門家のトレーニングを修了した人は、「バッ

チ財団登録アニマルプラクティショナー」

6.3 現在、財団に登録しているプラクティショナーは、財団に登録したプラクティショナーとしての身

分を示すために、自分の名前のあとに下記の文字を使用することができる。

6.3.1 バッチ財団登録プラクティショナー(Bach Foundation Registered Practitioner)は BFRP

6.3.2 バッチ財団登録アニマルプラクティショナー(Bach Foundation Registered Animal Practitioner)

は BFRAP

6.4 現在、財団に登録しているプラクティショナーは、本システムのプラクティショナー業務に関し

て発行する、または発行を許可したポスター、パンフレット、案内書、レターヘッド、名刺、HP、その

他の印刷物または出版物に、財団のロゴと Bach Foundation Registered Practitioner(バッチ財団

登録プラクティショナー)の文字を記載してもよい。

6.5 プラクティショナーは、プラクティショナーが提供するその他の療法を、財団が承認、認定、認

可したと思わせるような方法で、財団のロゴまたは「バッチ財団登録プラクティショナー」としての身

分を使用し、または使用を許可してはならない。

6.6 プラクティショナーは、プラクティショナーが行う教育活動を財団が承認、認定、認可したと思

わせるような方法で、財団のロゴ、または「バッチ財団登録プラクティショナー」としての身分を使用

し、または使用を許可してはならない。ただし、財団が書面で明白に承認した場合は、その限りで

はない。

6.7 プラクティショナーは、財団の書面による許可を受けない限り、トレーニングコース終了時に発

行する証明書に財団のロゴを使用し、または使用を許可してはならない。

7. 苦情

7.1 本規定の違反及びクライアント、プラクティショナーまたは一般市民からの苦情を調査すること

は、財団の責任である。

7.2 プラクティショナーは、適切で理にかなっていると判断した時点で、財団の苦情処理手続につ

いてクライアントに知らせる。苦情処理手続については以下のとおりとする。財団に申請すること

により手続の書類一式を入手できる。

7.3 規定違反の証拠またはプラクティショナーの行為や行動に関する書面またはテープ録音によ

る苦情を受け取り次第、財団は苦情を調査する査定人(「苦情査定人」)を任命する。苦情査定人

は、苦情の申立を受理したことを書面で通知した上で、苦情または規定違反をプラクティショナー

に書面で通知し、苦情査定人が定めた期間内に返答するように求める。

7.4 プラクティショナーからの返答を受け取り次第、苦情査定人は、苦情申立人及びプラクティショ

ナーからさらに詳しい陳述を得るなどして、必要と思われる情報や証拠を収集する。

7.5 調査完了後、苦情査定人は問題解決のために、以下の一つまたはそれ以上の措置を取る。

7.5.1 苦情または違反の報告を退ける。

7.5.2 プラクティショナーにさらにトレーニングを受けるよう要請する。

7.5.3 プラクティショナーに苦情に対する賠償を行うよう要請する。但し、その金額は苦情を申し立

てたクライアントが支払った相談料の金額を上限とする。

7.5.4 プラクティショナーの登録を停止または取り消すように勧告する。

7.5.5 本規定に準じたその他の適切な措置を取る。

7.6 苦情査定人は、苦情申立人及びプラクティショナーに、判定及びその理由を書面で通知する。

プラクティショナー及び苦情申立人は、30 日以内に苦情査定人による判定に対する異議を財団に

申し立てることができる。期日までに異議の申立がない場合には、調査は打ち切りとし、プラクティ

ショナーが苦情査定人の判定に全面的に従わないときには、即時、登録を取り消すものとする。

7.7 期日までに異議の申立を受けた場合には、財団のディレクターが検討を加え、苦情申立人、

プラクティショナー、及び苦情査定人から文書の提出を求めるなど、さらに詳しい情報を収集する

こともある。ディレクターの判定は最終的な決定であり、苦情査定人、苦情申立人、及びプラクティ

ショナーに書面で通知される。プラクティショナーがディレクターの決定に全面的に従わないときに

は、即時、登録を取り消すものとする。

7.8 地元の法律によってプラクティショナー及び苦情申立人が享受すべき通常の権利は、本規定

の条項により影響を受けない。

8. 法律面

8.1 プラクティショナーは、トリートメントボトルの作成により生じるかもしれない損害に対する責任

など、プラクティショナーとして働く際の行為、行動、慣行、不作為に対して十分かつ完全な責任を

負う。

8.2 プラクティショナーは、本規定を受け入れることにより、プラクティショナーの怠慢または過失の

結果として、財団及びその役員と代行者及び代表者が被るいかなる損失や被害に対しても弁償

することに同意する。

8.3 業務を行う上で開業するその国及び地域の法規に従うこと、適切な保険をかけることで個人

及び職業上の義務を守ることができるようにすることは、プラクティショナーの責任である。

8.4 登録証明書、バッジ、及びプラクティショナー業務を支援するために財団から提供されたコン

ピューター・ファイルや書類などのその他の品目は、常に財団の所有物であり、財団から要請があ

った場合には、すみやかに返却しなくてはならない。

8.5 BFRP(「バッチ財団登録プラクティショナー」)の文字及び財団のロゴは、財団の商標、登録商

標、著作権所有物であり、現在財団に登録されたプラクティショナーのみが使用することができる。

8.6 財団のロゴ、BFRP の文字、及び「バッチ財団登録プラクティショナー」の肩書きの使用に関し

て本規定で許可された事柄は、財団が随意に想定するものであり、財団はいつでもそれを取り消

すことができる。

8.7 本文書、登録証明書、及びプラクティショナーに提供されたその他の許可事項または資料は、

財団またはその他の組織または個人との提携、ライセンス契約、ジョイント・ベンチャー、あるいは

いかなる関連をも構成するものではない。


動物へのバッチフラワーの使い方(一般社団法人バッチホリスティック研究会BFRP専用ページより)

※現在、日本では BFRAP(バッチ財団登録アニマルプラクティショナー)のコースは開催しておりません。

Introduction(イントロダクション)

これらのガイドラインは、英国バッチセンター(Dr. Edward Bach Centre)の登録プラクティショナーBFRP(Bach

Foundation Registered Practitioner)が使うためのものであり、エドワード・バッチ博士の発見した38種類のバッチフ

ラワーのシステムについての彼らの仕事に関するものです。特に表記がない場合、BFRP(バッチ財団登録プラクテ

ィショナー)について書かれていることは BFRAP(バッチ財団登録アニマルプラクティショナー)にも当てはまります。

Animals, and simplicity (動物とシンプリシティ)

「使いやすさ」は、レメディの真髄であり、BFRP が行うこと全ての核心となるものです。私たちは、バッチ博士のその

独特のシンプルな方法で使うことを誓約し、38 種類のレメディを安全で、かつ誰もが学んで使うことができるセルフ

ヘルプ(自助)システムとして紹介し、用いることに尽力しています。

しかし動物への使用には矛盾が生じます。ある意味、動物に使うことは簡単なことかもしれません。それは子供の

ように、適切なレメディに対して反応が早く、感情が何層もの否定や妥協で覆われていません。しばしば、私たちは

友達に選んであげるように動物にも単純な感情移入や理解しようとする気持ちで適切なレメディを何気なく選んで

いることがあり、それらの手助けは有用であり助けになり得るでしょう。しかし、レメディを使って動物を助けるという、

‘動物への実践’は、ある意味では BFRP にとって難しい分野だと考えられます。

色々な方面から生じる問題点

* 異種間のコミュニケーションの問題

* 個人の安全に対する心配

* 法的な問題

これらのガイドラインは、このシステムの本質的な要素である使いやすさに対して BFRP の配慮を援助し、それと同

時にプロフェッショナルとして動物を助ける時に直面する類の無い問題に対して BFRP が適切に対応することを目

的としています。

Communication: understanding animals

(コミュニケーション:動物を理解する)

私たちが人間のクライアントと対面するとき、言語を使い、彼らは同じく言語を使って返答します。もし私たちが理解

したことに確信が持てなければ、質問する事もできます。もしこちらがギリシャ語しか話せず、クライアントは中国語

のみだとしても、人間として必要な事や行動などの共通点からある程度把握できることでしょう。全ての人間は、感

情やストレスを表情や声のトーンやジェスチャーを使って表現します。私たちは身体的、感情的必要性を共有し、あ

る状況に対して似た反応をすることが多いのです。

動物に関してはこれらの共通点が少なく、時には全くありません。ボディランゲージが違うだけではなく、においや

音、そして助けようとしている動物の世界観は、私たちとは全く異なるかも知れません。推測することで我々は道に

迷ってしまうことになるかも知れません。例えば、ひとりぼっちで家に閉じこめられた犬が家財を壊してしまうときに

はホリーを、ウサギ小屋の近くによる人を誰でも噛むウサギにはバインを与えるかも知れません。また私たちのよう

な捕食動物種は、静かで動かないでいる動物を落ち着いて安定していると思いますが、静止は非常に強い感情的

ストレスの現れである被食動物もいます。

レメディは安全なので、間違ったレメディを選んでもより事態を悪化させることはないでしょう。しかし、それが助けに

はならないでしょう。時々人間のクライアントに対してきちんと選ぶだけでも難しいように、動物に関してはより慎重

な選択が望まれます。

しかし私たちは手助けをできないわけではありません。動物に行動の理由を直接聞くことはできませんが、下記の

事柄などに対して自問したり飼い主に問うことはできます。

1. 社会性動物か単独行動性動物か?

2. 捕食動物か被食動物か?

3. 縄張り型、ホームレンジ型、または放浪型か?

4. 飼い主または世話する人が適切な管理をしているか?

5. ごく自然で正常な行動を行える環境にいるか?

これらの質問は、動物の行動に対してより理解をするために役に立つはずです。そして、より正確にレメディを選ぶ

のに役立つでしょう。

1. (その動物は社会性動物か単独行動性動物か?)

カメ、ハムスター、蛇と数種類の魚は単独行動性動物です。しかし、犬、猫、馬、オウム、ウサギ、モルモットやほぼ

全ての魚、そして家畜動物(牛、豚、羊、鶏)は全て社会性の動物です。地球上にいる大多数の動物の 90%以上は

社会性動物です。多くのマイナス感情は、同種の仲間と関係をもてないことから始まり、したがって、例えば孤立や

孤独に対してのレメディをしばしば検討する必要があります。

ここで一番多い勘違いは、猫が単独行動(ウォーターバイオレット)を好むという勘違いです。それどころか、家猫は

アフリカのライオンにほとんど同じような豊かな社会構造をもっていることが発表されています。

2. (捕食動物か被食動物か?)

一般的に被食動物は、補食動物に比べてすぐに恐怖を感じる傾向があります。馬、ウサギ、ハムスターや多くの鳥

は被食動物です。しかし彼らの恐怖が恐怖性攻撃に移ってしまった場合、何に対しての恐怖かわかりづらくなって

しまいます。強要された馬やウサギが咬んだ時、それが怖れや恐怖からのものであることを知れば、噛む行為は横

暴なバインの傾向を表していると考えるよりも、ミムラスやロックローズが直ぐに候補にあがると思います。

3. Is it from a territorial, home ranging or nomadic species?

(縄張り型、ホームレンジ型、または放浪型か?)

魚、カメと幾つかの鳥は、放浪性であり特定の場所に帰ってくることはなく、多くのスペースが必要です。逆に、猫や

犬は縄張り型で毎日同じ場所に帰ってきます。馬、豚、羊はホームレンジ型です。ホームレンジ型とは、彼らには決

まった就寝場所はありませんがほぼ同じエリア内をウロウロしているタイプのことです。

一般的に、縄張りがより強い動物は、より防衛的だということです。これは、縄張り型の動物は失うものがある為な

のです。よってチコリータイプの行動は、カメには非常に希に、馬には時々しか見られないのです。犬が骨やボール

を放さないというような縄張り行動や独占反応は、彼らにとって価値のあるものを失いたくないということからです。

4. Is the animal’s carer or owner managing it appropriately?

(その動物の飼い主または世話をする人が適切な管理をしているか?)

5. Is the animal allowed to act out most of its normal and natural behaviours?

(その動物は、ごく正常で自然な行動を表現することを許されているか?)

最初の3つの質問に対しての回答を得られれば、この最後の2つの質問は比較的簡単です。この2つは、関連して

います。なぜなら、飼い主の動物を管理しているやり方が、しばしば動物の行動を直接的に取り上げているからで

あり、その結果、マイナス感情の直接的な原因となっているからでます。馬が馬房に入れられている単独的管理下

では、社会的な行動やエリア内の徘徊ができません。被食性の魚がその捕食魚と同じ水槽に入れられている場合、

全くと言っていいほど何の行動も見られず、終日石の下に隠れていることもあるでしょう。このようなマイナス感情と

逃げ場の無さは、極端な場合は、スイートチェストナットが当てはまるような極限の状態かもしれません。

Communication: behaviour and illness(コミュニケーション:行動と病気)

病気による状態の中には、行動的または感情的な問題に酷似して見えることがあります。動物はしゃべれないため、

飼い主が病気や怪我、痛みに気づかないこともあります。これが、BFRP が獣医師によって診察された動物しか対

象として扱わない一つの理由です。もし私たちが獣医の承諾なしにレメディで助けようとしてつき進むと、飼い主は

獣医への診察を引き伸ばし、命にかかわることになるかもしれません。

獣医師の承諾についての下記の項を参照して下さい。

Personal safety(個人の安全)

一般的に BFRP は、馬の近くや家畜動物、そして大型動物には、その大きさからも馴染みがないため慎重になりま

す。しかし、馴染みと小ささが直ぐに安全に繋がるわけではなく、家庭動物もその例外ではありません。時にペット

は、特に見知らぬ人に対してや、そのテリトリー内においては危険度が増します。一緒に暮らしているペットに関し

ては理解出来ているかも知れませんが、しかし隣の家の犬は、あなたをがそこにいる必要のない歓迎しない侵入

者と認識している可能性もあります。猫が自分になついているとか、ちゃんと犬をコントロール出来る、または彼ら

の家の方が便利で簡単であるというような憶測は全て、あなた自身の身を危険にさらすことになるかもしれません。

ここに幾つかの陥り易いシナリオを用意しました

* あなたが家を訪問することを受諾し、犬があなたが扱ったことのある犬よりも攻撃的であることが分かっただけで、

あなたは恐怖を感じ、この状況をどのように対処したら良いか自信がもてない。

* 犬が首輪を付けることを怖がっている事に関して対処しようと思って訪問したが、犬はよくあるように縄張り性攻

撃行動にも出てしまった(飼い主は犬がガード・ドッグ(番犬)であることを電話で言わなかった。また、彼はこの攻撃

性を問題だとは思っていない)。

* 老年期のハムスターの為に訪問したが、そこには攻撃的な犬も同居していた。

* クライアントのウサギを観察しているときに、隣人が縄張性の攻撃性のある犬と一緒に入ってきた。

バッチセンターは、BFRP が自宅訪問で人間のクライアントと接するときの落とし穴に注意して欲しいとアドバスして

います。これは特に初対面の時に当てはまります。最初のコンサルテーションは一般的に BFRP の施設で行うべき

で、それによって自宅訪問が上手くいく人かどうか、クライアントに会って決めることができます。クライアント宅への

訪問は個人の安全を保証する通常の準備、例えば同僚や家族が近くに居たり、電話や補充人員に連絡できるとい

うことから離れることを意味するからです。

これらの心配は、動物に関しては数倍にも膨れ上がります。動物専門のトレーニングを受けている BFRAP におい

ても、攻撃的な動物をコントロールした経験は通常それほど多くはありません。深刻な怪我は自宅を訪問する専門

家の間で一般的で、行動学者や獣医師も例外ではありません。サウスハンプトン大学とペンシルバニア獣医科大

学による研究では、コンサルテーションを動物の敷地で行うのは、それ以外の場所に比べて怪我をする可能性が

高いということを示しています。

安全に関してのこのような心配があり、Natural Animal Centre のレベル3の授業では、訪問は極めて希な状況の時

のみとしています。例えば、見に行く動物が安全であることが完全に確信できるところ、訪問中はその他の動物が

いない場所、飼い主に心配事がないところなどですある。

Legal issues(法的な問題)

動物の健康管理についての法律は国々によって様々ですが、共通していることはバッチレメディに関しての記述は

ないということです。ほとんどの国では、法的に自分の動物にはトリートメントをしても良いとなっています。また、野

生の動物も助けることができ、深刻な緊急事態においては、ほとんどの場合にどんな動物でも助けられます(管轄

区以外)。しかし英国では、他人の動物への診断と治療は、多くの状況で「獣医療行為」とされ獣医師にしか許されていませ

ん。同様な法律がアメリカの多くの州やその他の地域にも当てはまります。その例として、アメリカの

equinology.com と Hands-On Trade Association のウェブサイトでは、それぞれの州の法制定機関や獣医師協会

などが動物のマッサージセラピストに対しガイドラインを公表しています。それらの多くが制限的な見解をしていま

す。隣人の恐がりの猫に対してミムラスを選んであげることが、法律に抵触するかは明確ではありません。そこでバッ

チセンターと個々のBFRPが調べた結果、それはグレーゾーンということであり、そこには多くの意見がありますが、

ほんの少しの情報しかありません。法は不明確であるか不明確のままである確率が高く、バッチレメディが特に法

に表記されるか、法廷で裁判官が私たちの行為を「獣医療行為」と判断するまでは分からないのでしょう。

バッチセンターの見解では、バッチレメディの選択しそれを与えることは獣医療行為や診断には入らないとしていま

す。レメディは、特別な獣医療や医学に対して選ばれている訳ではなく、それらの治療用でもありません。行動規則

(条項 4.4)でも、身体的や精神的な診断ではないとしています。バッチレメディは、動物の個性と感情状態によって

選ばれるものです。

その他の機関は、必ずしもこれらの見解ではない場合もあります。王立獣医大学は、場合によって逆の意見をしば

しば発表しておりますが、しかし最近の情報では、バッチレメディの使用を獣医師に限るとしています。

この混乱した状況での私たちの関心事は、BFRP の保護と同時にバッチ博士のシンプルで安全なシステムを動物

の福祉に使うことが許されるようにする分別のある方法を見つけることです。私たちは、その結果、目下の要求に

対しての略式な、その問題に限るアドバイスと、獣医師の承諾を得て、コンサルテーションのために動物を見て、

個々にノートを取り、その観察をベースとした具体的な忠告を作ることを含む正式な職務を区別しています。

Giving informal advice(略式のアドバイスをする)

自分の動物に対してレメディを選ぼうとしている飼い主は、しばしば BFRP に直接連絡を取ります。時には E メール

か電話で依頼してくることもあります。このような状況では、私たち自身が直接動物を見る機会がない場合もありま

す。飼い主は問題が感情面にある気がしているかもしれませんが、確実ではありません。私たちはその動物が、診

断のまだ確定していない症状を持っているかどうか分からず、きちんとしたレメディ選択の評価ができないかもしれ

ませんし、獣医師の承諾が得られなかったりします。

私たちは、出来る限り助けたいと思っています。その為には、動物を害から守るためと自分たちを法的な問題から

守るためを含め、実際のケースを議論するのを避け、バッチ博士のシステムを飼い主に教えることに焦点を合わせ

ます。私たちが非公式な枠組みの中で接しているときには、自分を教師としての立場におき、具体的な選択提案や

対処法の提案は避けることが賢明です。

これを踏まえてのゴールデンルール

Advice should be general and educational, not specific

(アドバイスは一般的であり教育的、そして非具体的に)

飼い主に対して適切な質問をすることにより、行動の引き金となっているものを一般的な会話で探ることができるで

しょう。しかし私たちがなすべき反応は、一般的なアドバイスにとどめ、レメディがどんな作用があるかを説明してい

るだけであることを強調し、個々の動物に対して具体的に選ぶことは避けます。例えば、このように言うことができ

ます。「アスペンやミムラスなど幾つかのレメディが恐怖に効果があり、これらがそれぞれの指表で…」、これにより

飼い主に最終判断は委ねた形になります。

同様に、使用の説明も「多くの人がトリーツ上にレメディを落とします」というような一般的なものにし、直接的な「トリ

ーツ上に落としてあげて下さい」というような表現は避けましょう。

最初にその動物を見ていないことや獣医師の承諾がないので、具体的なアドバイスが出来ないことを説明するの

は良いアイデアです。これにより一線が引かれ、以降のより正式なものに移る足がかりにもなります。

Make sure the level of intervention is appropriate

(援助のレベルが適正であるか確認する。)

一般的には、略式のアドバイスは日常の問題や簡単なものには適しています。複雑なものには入っていかず、慢

性的な問題も避けた方が良いでしょう。逆に複雑なケースを取る場合には、獣医師の承諾が必要で、きちんとした

コンサルテーションによって動物を見る必要があると説明することで対応してください。

幾つかの国では、医療処置が必要であると感じた場合に飼い主に伝える義務があります。飼い主がその動物が病

気か否かを伝えなかったとしても、念のために獣医師への訪問を前もって薦めるのは良いことです。

Avoid making up mixes yourself

(BFRP が自分でレメディをミックスするのを避ける)

飼い主がレメディを選び終え、トリートメントボトルの作成を要求されるかも知れません。もしトリートメントボトルとレ

メディがあり、あなたの場所に来てもらっている場合、あなたのストックボトルを使ってミックスすることを無料で許可

し、自分で作ってもらいます。また、クライアントにレメディを売っている店を教え、自分で購入して、動物に与えるよ

うにしてもらうこともできます。

もしあなたが飼い主の為にトリートメントボトルを作成する場合、添付書類に飼い主が選んだものであることを添付

する必要があり、それらレメディは獣医師からの治療などの代わりではないことも明記することが必要です。

Avoid medical terminology(医学用語を避ける)

実はこれはレメディを使うあなたのお仕事全体を通じて良いやり方になりますが、動物に対しての非公式な情報提

供の場合、「治療、鬱、服用」などの言葉は極力避けるべきです。

Veterinary referral(獣医の承諾)

簡単な一般的なアドバイス以外では、BFRP は最初のコンサルテーションをする前には獣医師の承諾を得なければ

いけません。一見したところ、医学的な専門知識の科学的な制限から離れることを選択した医師であるバッチ博士

の自助の哲学からは、獣医師の承諾の上で活動することは、相容れないように感じるかもしれません。しかし、獣

医師の承諾を得ることは BFRP のためでもあり、動物のためでもあり、結局はバッチ博士のシステムにとっても良い

ことであるという判断には説得力のある理由があります。それができる限り多くの動物に届くようなやり方で、このシ

ンプルな方法を実践する方法であるからです。

お気づきとは思いますが、他人の動物をバッチレメディでケアすることの法的な問題は明確ではありません(上記

の法的な問題を参照して下さい)。また、時にレメディを選んだが後になって病気などの医学的な状態になった場合

に、飼い主が BFRP を咎めるというリスクもあります。獣医師の承諾を得る一つの利点は、これらの法的な問題から

BFRP が守られるということです。動物の健康に関しての責任は、本来責任を持つべき獣医師にあり、関係機関が

BFRP に対して法的処置を取る確率も低くなります。日本のように、幾つかの国では、獣医師の承諾が法的に動物

を扱う許可として働くこともあるそうです。

獣医師の承諾書は動物福祉にも関わっています。動物を評価する時、彼らが「私たちと話し合うことができない」と

いうことが障害となるので、レメディを選ぼうとする前に出来る限り多くの情報を得ておくことは役に立ちます。私た

ちが知っておく必要のあるような重大な医学的な問題がないことを確認するだけでなく、獣医師は情報を追加してく

れることがあります。そして獣医師からの無償の情報はとても有益であり、私たちの援助が適切であると確信を与

えてくれます。様々な疾患が攻撃性の原因になるため、レメディを選ぼうとする前に器質性の要因を取り除いておく

ことを知ることも良いことです。

BFRP の中には、獣医師と一緒に仕事をするというと畏縮するように感じる人もいるかもしれません。しかし獣医師

の承諾を得ることにはとても大きな利点があり、私たちを縛るものではありません。実際、Natural Animal Centre が

レベル3を教えている実績からは、地元の幾つかの動物病院と良い関係を築けていると、継続的な顧客の確保と、

動物病院の繁栄に繋がることが示されています。

多くのBFRPは最初、多くの獣医たちが単に正式に協力的な姿勢を示し承諾を得ての仕事にとても好意的であるだ

けではなく、BFRP が自分の開業するのに協力してくれさえすることに驚かされます。それは、数ある補完療法の実

践が、倫理指標や職業上の指針を欠いていたり当てはまらなかったりし、結果的には動物福祉を無視してしまって

いるからです。この状況では、補完療法士が裏では薬を出し、しかし獣医師は法的に動物の健康に責任があるた

め、専門家としてとても難しい立場に置かれてしまいます。獣医師の承諾の下で仕事をすることは、獣医師との信

頼関係を深めるだけではなく、より早くバッチレメディが世界に受け入れられるためにもなるのです。

この小さな行動が、私たちにとってもレメディと動物にとってもとても大きな恩恵を与えます。獣医師に受け入れられ

ることが、レメディを広めることを加速させます。Natural Animal Centre とバッチセンターは BFRP 特に BFRAP を援

助しながら、これに基づいて指導し、我々はこれがバッチフラワーを推し進めるための最善の方法であると信じてい

ます。

What does veterinary referral involve?

(獣医師の承諾を得るとはどういうことでしょうか?)

しばしばこれはとても簡単な事です。飼い主から依頼されたときに、担当獣医師の名前と電話番号を聞きます。電

話をし、受付か看護師に自分の名前と何をするのかを説明し、そして動物のカルテにあなたがバッチレメディを使

おうとしていると記載してもらいます。

動物病院に追加の情報を送ることもお薦めです。バッチセンターでは、BFRP をサポートするため、システムに関す

る基本的な説明と獣医師の承諾に関する書類を用意しました。(またこれらは、特定のケースを考えることなく最初

に動物病院に接触しようとするときにも使用できます。)

時には直接獣医師に繋いでもらえる場合があり、過去にもありましたが、病院に招待され、獣医師やスタッフにレメ

ディについての説明を行える機会が得られることもあります。多くの場合、受付か看護師が承諾書の手配をしてく

れ、あなたはコンサルテーションをいつでも出来る状態になります。

獣医師の承諾を得た後は、その病院が設定した行動範囲内で活動するのが適切であり、特にそのように指示され

ている場合は、担当獣医師に動物の状況を知らせることが望ましいのです。どの段階においても、動物の健康と安

全、または人々や飼い主が危険にさらされると感じた場合には、飼い主と獣医師に書面で連絡します。

What if I can’t get veterinary referral?

(もし承諾を得られなかったら?)

獣医の承諾を得られなかったときには、飼い主にその説明をします。時にはもっと BFRP の仕事に好意的な病院に

変更してくれることもあります。そして、もしそれも何らかの理由で不可能だった場合、簡易的なアドバイスに戻り、

援助はバッチシステムを教えるということものにとどめ、飼い主が自分で選べるようにすると良いでしょう。

その地域の法律によって異なりますが、BFRP はふつう命を救うためと、それに関連するストレス軽減の対応と緊急

時の応急処置として動物に関わることができます。

Is a waiver an alternative to vet referral?

(権利破棄書は獣医師の承諾書の代わりとなるか)

この状況での権利放棄書とは、飼い主が責任を負うというサインのある書類のことになるでしょう。書類には「飼い

主はあなたが動物に対してレメディを選ぶということに同意し,あなたが選ぶのは動物の感情的な問題に対してで

あって、獣医師を必要とするような疾患に対して選ぶのではないことを理解している」ということが書かれています。

またその書類には、怪我や疾患に対しては適切な治療を行うために獣医師の診察を必ず受けるようにとのアドバ

イスがあなたからあったことを認める、と記されることでしょう。

バッチセンターは、権利放棄書と免責書の使用を薦めている場合があります(BFRP ニュースレターの 2001 年春号

を参照してください)。もちろん権利放棄書を獣医師の承諾書に付加して導入することはできますし、これにより飼い

主と、レメディを動物のために選択するあなたの権利を疑問視するかもしれない公的機関に、しっかりとした境界線

を示すことができます。

しかし、署名した権利放棄書は獣医師の承諾書の代わりにはならないと思います。人間対人間の関係では、会話

が成立します。それがとても幼い子供だとしても、痛みやストレスに対しての反応は共通しています。動物に関して

の問題は、私たちと免責にサインをした飼い主は、動物が痛みや疾患に気付いておらず、患っていないと確信でき

ないということです。これらの状況下でケースを扱うことは、取るのは、クライアントである動物のためには最善では

ありません。また、獣医師が提供してくれるかもしれない有益な情報を得る機会も失ってしまいます。

繰り返しにはなりますが、専門家の仕事としてベストで実行できるケアを提案しようとするなら、やはり獣医師の承

諾を得るのが推奨される道筋です。

The personal consultation (個人コンサルテーション)

最も良い実践は、BFRP はレメディを選ぼうとする前に、物理的に動物を見て観察しなければなりません。

多くの飼い主が電話や E メールでのスピーディーな答えを求めており、実際に BFRP が動物を見る必要性がないと

感じているかも知れません。しかし、実際に観察しなければ、動物の問題に対して飼い主からの視点でしか得られ

ません。しばしばその見解は、悪意はないが混乱していて、動物に対する不安と心配で覆い隠されています。世界

共通とは思いますが、これは医者が、親密な愛情のために情緒的に安定しないということで身内を手術しないとい

う状況に似ています。また、人間に対する BFRP の実践の場合で、夫は BFRP に妻に対して選んで欲しいと言い、

妻は夫にというのにも似ています。ここでもまた、ベストな対応は、これらの要求を断るか、一般的なアドバイスに止

めておくことです。

何故動物を実際に見なければいけないか、飼い主がアドバイスを求めてメールをしてくる時に起こることを考えてみ

ましょう。

「私の猫は、いつも私を引っ掻きます。そして常に私より優位に立ちたがり、物事を支配しようとします。私が勝つこ

とを嫌います」。

この情報を基にレメディを考えると、BFRP はバイン、またはおそらくビーチ、そして、同様に考えられるそのほかの

レメディの解釈で返答しがちです。

そこで獣医師の承諾書を得て、実際に飼い主が猫と一緒にコンサルテーションに訪れたという別のシナリオで考え

てみましょう。コンサルテーション中、「常に引っ掻く」という行動は、飼い主側の歪んだ表現であり、実際には「グル

ーミングをしようとするときだけ引っ掻こうとする」というとこが分かりました。猫にとってこの引っ掻くという行動は、

最後の切り札であり、グルーミング時に押さえつけられることへの恐怖からでした。一日のほとんどは飼い主にもす

り寄ってこない、気の小さいとても静かな猫なのです(コンサルテーション中、ずっと飼い主にも近づく気配を見せず、

猫かごに入ったままであった)。これを踏まえて考えると、レメディの選択は全く違うものになり、もっと適切なものに

なるでしょう。

獣医師も、実際に動物を直接見ようとしない人に対しては、承諾書を出そうとしないようです。

Animals and dosage (動物と用量)

基本的に動物に対しての用量は人間と同じで、トリートメントボトルから1回4滴を1日4回以上です。これは、相手

がネズミであろうが象であろうが一緒です。

しかし、時には基準の4回与えることが困難な場合があります。あなたの馬が家や仕事場から遠方にいるかもしれ

ず、そうすると1日 4 回与えることが難しいでしょう。 また、動物によっては、ガラスのスポイトから与えることに対し

て、特に丸ごと飲み込んでしまうということに関して当然起こる心配があります。このため、数年にわたって下記の

ような様々な方法が推奨されてきています。

* ストックボトルから直接水や食べ物に落とす。(通常は、小動物ならストックボトルから2適を食器に入れ、大動物

なら5~6滴をバケツに入れます。量を多めにするのは、動物がどれだけの量を飲んでも、少なくとも最低限の必要

量のレメディを取り入れてもらうためです。)

* プラスティック製のスポイトを使用する方法

* レメディを猫やウサギの足に落とし、動物自身に舐め取ってもらう方法

レメディを中心に考えると、どんな方法でも最低限の量(トリートメントボトルから 4 滴分)を取り入れることが出来れ

ばきちんと働くとされています。

動物福祉の点から見て、別の配慮もあります。例えば、動物があなた自身を怖がっていたり、触られるのを怖がっ

たり、はたまた液体を垂らされるのを嫌がっている場合です。また他の動物は、飲み水や食べ物に含まれているア

ルコールのにおいを嫌がるかも知れません。

これらを踏まえて、バッチセンター公認のアニマルコースを教えている Natural Animal Centre では、一番の方法はト

リーツに1回の適正量を垂らすことを薦めており、これにより与えるときのストレスをなくし、確実で、動物にとって受

け入れやすくなります。この方法では、動物には多くの選択が残されています。もし御飯に混ぜてしまうと、何らか

の理由でレメディを拒否した場合は、全部の御飯を食べないことに繋がってしまうのです。

A note on sprays and pastilles(スプレーとパステル)

バッチ博士の緊急時のレシピが、スプレータイプやパステル(グミキャンディ)の形で販売されています。スプレーは

とても便利ですが、その構造自体が猫やその他の動物に恐怖を与えることがあるので、部屋の中にいる時に噴霧

するよりも、神経質なあなたの猫が部屋に入ってくる前にスプレーすることをお薦めします。

緊急時のグミは、レスキューパステルという名前で販売されていますが、動物に使用するには適していません。小

さい動物では窒息の原因となり、甘味料として使用されているキシリトールは、猫や犬には命に関わることがあり、

ウサギ、ハムスター、モルモットにおいては確実に致死となります。また馬やその他の家畜に関しての影響はまだ

知られていません。

BFRPs and BFRAPs(BFRP と BFRAP)

バッチ財団登録プラクティショナーBFRP (Bach Foundation Registered Practitioner) とバッチ財団登録アニマルプラ

クティショナーBFRAP (Bach Foundation Registered Animal Practitioner)の表記は、バッチセンターの商標として登

録されています。バッチ財団国際登録のそれぞれの関連部分に記載されている登録プラクティショナーのみに使用

が許可されています。

BFRP になるためには通常、対面式のバッチセンター認定のレベル3のコースを修了します。もしこの方法で資格を

与えられると、自動的に BFRP の登録となり、名前の後に BFRP の使用も許可されるでしょう。

BFRAP になる為は、通常 Natural Animal Centre が行っている動物を専門とするバッチセンター認定のレベル3を修

了することになります。そして登録すると、BFRAP の使用を許可され、称号を名前の後に付けることが出来ます。

BFRAP は、BFRP が高レベルの獣医療や行動学の資格を有することをバッチセンターに申請することによって得ら

れる方法もあります。同様に、BFRAP が BFRP としてリストに記載をしてもらいたいとき、十分なコンサルテーション

やカウンセリングのスキルを提示することによっても得られることがあります。追加資格を取得する1つの方法は、

それぞれの適切なレベル3のコースを修了するということです。例えば、BFRP ではあるが動物に関して専門的なト

レーニングを受けていない場合、NAC が行っているレベル 3 を修了すればそのリストに掲載してもらうことが出来ま

す。

バッチシステムがシンプルであり無害に使うことができるため、そして第一のルールが自助システム(セルフヘルプ)

を教えるということなので、BFRPが専門的な状況で動物を助け、BFRAPが人間を助けるということもあります。しか

し業務規定の条項 2.7 に記載されている通り、バッチセンターは動物に関しては出来る限り BFRAP を紹介します。

同様に、人間のケースには極力 BFRP を紹介します。

業務規定の条項 4.5 から、人間専門の BFRP が動物に関して自分の許容範囲を超えた場合、辞退するべきとなっ

ています。同様に、BFRAP もレメディに関しての自分自身の対人能力の限界を知るべきでしょう。これは、飼い主に

対してはレメディを出さず、他を紹介するなど適切な行動をとることを意味します。

業務規定とバッチセンタープラクティショナーガイドラインは、BFRP と BFRAP 両方に適用されます。

Guidelines summary (ガイドラインの要約)

ここに動物の取り扱いに関して主な事項をまとめたリストを用意しました。幾つかは自明な事柄であり、説明を省い

てありますが、それ以外は文中にて説明をしてあります。

常に動物の福祉を最重要事項として心の中に持ち続ける。

レメディや動物に対する非公式なアドバイスを、レメディについて飼い主に教えるつもりの一般的な程度にとどめ

る。

獣医師の承諾のもと、プロとしてクライアントをとる。

自分自身の許容範囲を超えるケースは、他の BFRAP、行動学者や獣医師などの相応の人々に委ねる。

レメディを選択しようとする前には、物理的に動物を観察する。

動物についてのあなたのプロフェッショナルなバッチの仕事を、動物から読みとれる性格と感情状態に対してレメ

ディを選択することについて意見を述べることに、限定してください。

感情状態を把握するために、動物の種やその自然な行動について基本的な質問をしてください。

飼い主の動物に対する感情に思いやりを持ち、動物が経験してきた問題は、同じように関係する人間をも苦しま

せているかもしれないということを理解してあげてください。

担当獣医師の定めた限度の範囲のなかで仕事をし、獣医師の希望があった場合は動物の状況を十分報告してく

ださい。常に自分の安全に注意し、責任をもち、あなたの個人の安全が保障されるように段階を踏むことについては、妥

協しないでください。動物、飼い主、そして社会への安全にも心がけてください。

もし動物、飼い主、社会に対して危険が及ぶと感じた場合は、クライアントと担当獣医師に書面にて報告してくだ

さい。担当獣医師に報告なしに、絶対に安楽死と里親の推薦をしてはいけません。

治療や動物の行動やそれに準じて飼い主へのアドバイスに関する法律や、最新のベストの実践法の変化にでき

るかぎり注意を払ってください。レメディパステルは動物に与えてはならず、スプレーに関しては十分注意してください。

動物にレメディを与える場合の一番良い方法は、トリーツ(おやつ)上に落とす方法で、使用量は人間と同じです。

Bach Centre-approved courses on working with animals

(バッチセンター認定アニマル専門コース)

もし真剣に動物との仕事を考えている場合、バッチセンター認定のコースに参加することを強く薦めます。コースは

英国の NAC により企画・運営されており、海外でも行われています。詳細に関しては、定期的にプラクティショナー

ニュースレターにも掲載されていますし、直接 NAC に連絡しても得られます。

Disclaimer(免責)

これらのガイドラインは単にBFRP とBFRAPの使用のためのものです。これらは確かな信念のもとに提供される

一方、法律的な助言ではなく、バッチセンターはこれらの情報の正確さに関して断言や保証をするものではありま

せん。

著者、バッチセンター、代理店、パートナーや関係者、同僚、役員は、がこのガイドラインに従った結果生じるいかな

る不作為や行為に対して、責任を負うものではありません。行動規約の 8.1、8.2 と 8.3 の条項にもとづいて、BFRP

はいかなる時も自分自身の行動に責任を負わなければなりません。

Acknowledgements(謝辞)

BFRP、BFRAP と生徒達からの多くの質問や意見、コメントがあり、この文書を見直すことができたこと感謝を致しま

す。一部は Natural Animal Centre が書き、その他の部分をバッチセンターが書きました。そしてこれらの著作権は、

著作を行ったそれらの組織に属します。