column33 つながる
最近、講演会にいくつか参加させていただく機会がありました。
その中で心にとまった「愛茶氣道」でのお話をご紹介したいと思います。
「愛茶氣道」とは、茶の心(=みな平等の心)、合気道で使う氣を日常で活かす術というものとのこと。
私は合気道のような武道のお話を伺うのははじめてだったのでワクワクでした。
気持ちの落ち着け方、丹田について、悩みがあった時どう進んでいくかを身体の動きでデモンストレーションをしながら説明していただいたので初心者でも分かりやすかったです。
「悩みがあって、行き詰った時」
そういう経験は誰でもあると思います。
皆さんならどうしますか?
とっても苦しいですよね。
悩まないようにしようと逃げると、その悩みがおそいかかってきて、より苦しくなりませんか?
私はそういう時、ありました。
しかし
「もう逃げない!!」「よし!!これと一緒に生きていく!!」と覚悟する!!
そう腹をくくって、身体にのしかかった悩みと親指1,2cmずつ進んでいくと・・・
進むんです!!進んでいるんです!!
実際に悩みを人の身体に見立てて、やってもらっていましたが、イメージで覚悟してからは少しずつ本当に進んでいました。
「一歩一歩、日々の積み重ねが」いかに大切かを目でも見させてもらいました。
その時私は、「やっぱり繋がってるわ~」と心の中で感激。
そして、やっぱり自分の大事にしたい軸は間違ってなかった、伝えてきてよかったと思わせてくれました。
言語聴覚士として働いていた時も、お子さまのことばの発達相談で親御さんによく「スモールステップ」についてお話していました。
赤ちゃんもいきなり歩けるわけではなく、寝返り、ずりばい、ハイハイ・・などを通して少しずつ歩行に向けて進んでいきます。
でも、そこは人間です。
やはり、焦りから「はやくはやく!!」と思ってしまう気持ちもよ~く分かります。
「急がばまわれ」
急いで慣れない道を行くとかえって遅くなるものです。多少時間のかかる道であってももとの道を行くほうが着実に目的地に着きます。
この愛茶気道のデモンストレーションを見て、改めて実感しました。
下のコラム↓でも書きましたが、ありがたいことにこの前から、分野は違っても「繋がっているなあ」と感じるお話を聴けることが多いです。
そして
「宇宙と繋がること」
それは、壮大なことや決してスピリチュアルなだけの意ではなく、「宇宙=自分自身と繋がること」なのだと私は思います。
自分自身と繋がるということは、自分の内側、それはまだ見たことのない自分や、見せたくない自分、知らないだけで眠っている自分なのかもしれません。
ですが、どれもまぎれもなく自分自身です。
それが一体となった時、周りの人やもの、こと、自然、見えないものとも繋がれるのではないかなと私は感じました。
繋がっていると感じられることは、孤独ではなく、安心感を感じることでもあります。
物事の本質は同じなのだと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます✨
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